2020年大発会ストップ高銘柄分析

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2021年も第1週目が過ぎましたが、2020年の大発会ストップ高銘柄を分析し、2021年の大発会ストップ高銘柄を監視すべきかどうか見ていきたいと思います。
分析の経緯はこちらを参考に。

2020年大発会ストップ高銘柄ランキング

ストップ高銘柄ランキングは株ドラゴンというサイトで確認することができます。
2020年の大発会ストップ高銘柄ランキングはこちらになります。

最大値上がり率

上記200銘柄の最大値上がり率の平均:130.7%
(全銘柄平均:94.3%
分布をグラフにすると以下のようになります。
青色:ストップ高ランキング200銘柄、薄オレンジ色:全銘柄

全銘柄の平均よりも明らかに分布が右寄りであることがわかります。

大発会から大納会までの値上がり率

上記は、最大値上がり率ですので、安値と高値をうまく取れた場合になります。大発会の終値から大納会の終値まで保有し続けた場合の値上がり率を見てみます。
上記200銘柄の最大値上がり率の平均:-0.5%
(全銘柄平均:-3.9%
分布をグラフにすると以下のようになります。
青色:ストップ高ランキング200銘柄、薄オレンジ色:全銘柄

昨年はコロナの影響で大きく下げたので、年初からずっと保有し続けていた場合は、マイナスパフォーマンスになってしまっていたようです。
しかもストップ高ランキングの銘柄の平均の方が高いのでストップ高ランキングの銘柄を保有しておけば良いと思いがちですが、分布を見る限りストップ高ランキング銘柄のほうがやや左に分布しており、一部の超絶パフォーマスンスが良いもののおかげで平均が上がっているだけのようです。

やはりエントリーするタイミングが重要であると言えます。

最大値上がり率のタイミング

最大値上がり率を得られた開始日と終了日の分布を見てみます。

ほとんどの銘柄がコロナの影響を受けた3月後半〜4月頃に安値をつけており、そのタイミングでエントリーしていれば最大利益が得られたという当たり前すぎる結果がわかります。

まとめ

2020年はコロナという特殊状況もあり、3〜4月に株を買えたかどうかが重要だった年でした。
ただ、あの時期に強気に買えるのは結構勇気がいったのかなと思います。
改めて株って難しいなと感じる一年でした。
ただ、毎年見ていると傾向はつかめるかもしれないので、毎年地道に調べていきたいと思います。
2019年も調べているので、合わせて見てください。

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